部門レポート(生徒自然科学部会)

 令和元年7月27日(土)から29日(月)の三日間、国立大学法人佐賀大学本庄キャンパスと市村記念体育館で、第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)自然科学部門を開催しました。

 参加はチーム数195、生徒631名、観覧者のべ4,749名という、過去最大規模の大会になりました。無事終了できたのは、参加された全国各地の高校生と引率の先生方はもちろん、運営にご協力いただいた佐賀県内の科学部、運営協力校の先生方や生徒のみなさん、本大会に関わっていただいた全ての方のお陰です。心より感謝申し上げます!

 

 先日、8月18日(日)に生徒自然科学部会(解散式)では、委員全員で当日の様子を振り返りながら、生徒実行委員会だよりをまとめましたので、最後のレポートとしてお届けします。

 

 早速、大会初日から振り返ってみましょう!

 研究発表では、全国から集まった高校生たちが独創性あふれる優れた研究を発表しました。発表後は審査員の方からアドバイスをいただいたり、質疑応答をして各研究への理解を深めました。

 非常にレベルが高く甲乙つけがたい発表ばかりでしたが、審査の結果、各部門それぞれ5チームが入賞しました。受賞された皆さん、おめでとうございます。残念ながら入賞にあと一歩届かなかった皆さんも、素晴らしい発表を有難うございました!
  パワーポイントで研究発表する参加生徒、質問している参加生徒、会場の様子

 ポスター部門には全国から40チームが出場しました。全国の国立総合大学では2つしかない佐賀大学併設の美術館が会場です。
 審査は2回に分けて行われました。一次審査は審査員に対してプレゼンテーションを行い、その後審査員からの質問に答えるという形式です。二次審査では、一時審査の資料をもとに審査員との専門的な質疑応答が行われました。

 出場者のみなさんは緊張している様子でしたが、それぞれの研究を堂々と発表していました。また、会場のいたるところで参加者同士でポスターセッションが活発に行われており、楽しそうに交流されていました。

 大会2日目のポスター会場では、秋篠宮皇嗣同妃両殿下に御覧いただきました。全国から選ばれた4チームが発表を行い、両殿下からご質問やご感想をいただきました!
ポスター発表会場の様子 ポスター発表を行っている参加生徒 秋篠宮皇嗣同妃両殿下のお出迎えの様子

 2日目の午後は、佐賀県内の自然・科学・歴史・文化にかかわる場所・施設(全11コース)に分かれて現地研修を行いました。

 巡検研修Hコースでは、佐賀大学で副島和則先生より「有明海の底生生物」について、上赤博文先生より「有明海の植物」についてご講演いただきました。その後、東与賀干潟とムツゴロウ保護区に行って生物を観察しました。

 東与賀干潟では副島先生にご持参いただいた「ワラスボ」や「シオマネキ」を見ることができました。また、上赤先生の解説を聞きながら実際に干潟に生えているシチメンソウも見ることができました。

 次に訪れたムツゴロウ保護区では実際に近くで、トビハゼやムツゴロウが飛び跳ねている姿を観察することができ、参加者からも歓声が上がりました。

 とても暑い日だったので観察できるか心配でしたが、実際に観察をすることができて安心しました。どのコースの参加者からも「楽しかった!」という感想が聞けてとても良かったです!

 記念講演には、ニホニウムの名付け親・森田浩介先生に来ていただきました。講演30分、質疑応答40分という、ビックリポン!?な講演会でした。ニホニウムの研究はとても興味深く、全国の高校生も皆、真剣な表情で聞いていました。

 2019さが総文では質疑応答の時間を多く設定していたので、たくさんの高校生が質問することができました。研究内容や研究に必要なことなど、さまざまな質問が出て理解を深めることができました。森田先生はとてもユニークな方で、時事ネタを交えた森田’s ジョークで会場が盛り上がり、とても楽しい記念講演になりました。

森田先生のご講演の様子 質疑応答の様子 

 生徒交流会は参加者全員が一堂に会し、生徒実行委員が企画・進行して佐賀県の発表者全員が運営に関わるビッグイベントでした。

内容はディスカッションとフェルミ推定(注1)です。参加者の皆さんが、初めからお互い積極的にお話ししているのを見て、やっぱり全国大会は違うなとしみじみ思いました。どの班も積極的な意見交換が行われていて楽しく取り組むことができたようです。

 ちなみに、フェルミ推定は2回行ったのですが、なんと!どちらもMo(モリブデン)班が優勝でした!Mo班のみなさん,おめでとうございます!フェルミ推定の入賞商品は、ニホニウム講演で大好評だった森田先生の直筆サイン色紙と似顔絵付きクリアファイル、そして漫画でした。

森田先生グッズ それぞれの班で話し合っている様子 一位発表!

 2019さが総文に参加されたすべての皆さん本当にお疲れ様でした! 皆さんのおかげで、過去最高と自信を持って言えるような大会を創り上げることができました。感謝してもしきれません。ありがとうございました!!【大会の結果はこちらから】

「2019 さが総文」生徒自然科学部会委員27名一同より感謝をこめて。

 

【裏話】実は…生徒交流会中に大事件がありました。
 のっぺさん(司会者)とあさぎちゃんが生徒交流会中にとっても面白いコントをする予定だったのですが…にゃんと!あさぎちゃんが押しても引いても動かなくなってしまったのです!あの時、急遽委員長の鈴木さんが出てきたのには、とんでもない理由があったのでした…。

 最終的に、コントの途中で奇跡的にあさぎちゃんが元気を取り戻し、無事に出場できました。のっぺさんの素晴らしい臨機応変さ&トークスキル、そしてあさぎちゃんの根性が光った大事件でした。

(注1)フェルミ推定:Fermi estimateとは、絶対に回答が出せなかったり、実際に調査するのが難しい問題に対して、いくつかの手掛かりや数値等を基に論理的に推定して短時間で解答を導き出す方法のこと。

問い合わせ

第43回全国高等学校総合文化祭
佐賀県実行委員会事務局
(佐賀県教育庁学校教育課
全国高総文祭推進室内)


〒840-8570 佐賀市城内1丁目1番59号
電話:0952-25-7462
ファックス:0952-25-7067

ピックアップ

オフィシャルバナー

オフィシャルバナー

「2019 さが総文」へリンクいただける場合は、サイトポリシーをご覧のうえ、サイトポリシーの「2019 さが総文オフィシャルバナー一覧」をお使いください。

このページをシェアする!

googleplus
LINE

このページをシェアする!

このページをシェアする!

googleplus
LINE

MENU